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ayurveda salon Kaumudi(カウムディー)のブログ

アーユルヴェーダトリートメントとカウンセリングのサロン、Kaumudi(カウムディー)のブログです。ホームページはこちらhttp://salonkaumudi.wixsite.com/tsukiakari

情緒不安定と食べかた②~現代生理学的に

情緒不安定と食べ方 食事法

情緒不安定と食べもの①の続きです。

 

低血糖とか糖代謝異常というと、糖尿病を連想されると思います。

糖尿病は、インスリンが出なくなったり効かなくなったりして、血糖値がコントロールできなくなる病気です。

糖尿病の人にウツの併発が多いのは良く知られた話ですが、これと情緒不安定が大きな関係があります。

 

***

 

現代栄養学的には、私たちの食事の3大栄養素は、糖質・脂質・タンパク質です。

その中でも、主食として糖質をとりますね。

糖質とは、お米やパン、おもち、そばやうどんやパスタ、小麦、シリアルなど。いもやカボチャ、果物全般、砂糖、甘いお菓子やスナック菓子、そういったものが糖質です。

これら糖質の食べすぎが、慢性的な低血糖症候群を招きます。

 

…糖質食べ過ぎたら、高血糖になるんじゃ??と思いますね。

 

血糖値は、一定ではなくて、食べれば上昇し、また下がってきて空腹になり、食べて上昇し…を繰り返しています。

そのふり幅は、大体80~100mg/dlくらいの範囲で収まるように、身体はコントロールしてくれます。

これが振り切って上に行くと、重度の場合は糖尿病となってしまいます。

 

血糖値をコントロールしてくれるのは、血糖値を下げるインスリンや、血糖値を上げるグルカゴン、ノルアドレナリン、アドレナリン、コルチゾールなどの物質です。

 

上に行くふり幅が大きければ、下がるときのふり幅も大きく、急降下してとても低い値まで落ちることがあります。

この、「血糖値が上がったり下がったり急激に変化する過程」と、下がりきった時に出てくる症状が、正に情緒不安定の症状の正体です。

 

昼食後に眠気が襲ってくる、だるい、手が震える、判断力が落ちる、ドキドキする、などの症状が出やすい人は、ランチに糖質の取りすぎで血糖値が乱高下している可能性があります。

 

血糖値を下げたり上げたりしてくれているホルモンは、役目はその一つだけではなく、脳の感情をつかさどる部分にも影響を与えています。

アドレナリンやコルチゾールは、恐怖や攻撃性、怒り、不安などのマイナス感情を刺激します。

急に血糖値が下がると、身体が危険だと判断して、アドレナリンなどを大量に分泌させて血糖値を上げようとしますが、同時にマイナス感情が強く現れて、ひどいとパニックになったりキレたりしてしまうのです。

 

慢性的に、そのような血糖値の乱高下が続くと、インスリンが効きにくくなってきてしまいます。また、セロトニンという気分を落ち着かせおだやかに幸せにさせてくれるホルモンの分泌や取り込みに障害が起きてきます。

 

そうなってくると、ウツっぽくなりやすく、落ち込んだり悲しくなったり、自信が持てなくなったり、ひどいときには死んでしまいたいなんてことになるのです。

 

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実際には、もっともっと複雑に、ホルモンや自律神経やセロトニンシステムが絡んだ問題です。

それでも、糖質をとりすぎて血糖値が不安定になることで、こんなにも身体に大激変が起き、感情がゆすぶられてしまうのです。

 

続く。