目標を小さくステップ化すること
生活習慣を変えようとするとき(大抵は何かをやめるか、何かを新しく始めるか、やり方を変えるか)、目標を設定しますね。
例えば、甘いもの食べるのをやめる、と言う目標だとします。(甘いもの、を自分が止めたいものや事に置き換えてみてくださいね)
今まで毎日、どれだけの量を食べているかも気にしていないくらいに甘いものを食べていた場合、余程でなければ一気にやめることは、難しいですよね。
最終目標は、甘いものを食べない生活だとしても、取り組みの最初は、その人が必ず実行できる目標まで、難易度を易しくしていきます。
いつ食べているか、何を食べているか、どれ位の量を食べているか、どんな気分のときに食べたいのか、どんな状況で食べたいのか、クセで食べているか、お腹は空いているのか、、、など。
それなら5回食べてるうちの、1回はやめよう。そのやめる1回は、10時のおやつ。それが大丈夫だったら夕飯後のおやつもやめよう。
10時が止められなければ、なぜ10時のおやつが止められなかったのか?を突き詰める。
止められなければ、量を減らす、砂糖を使っていないおやつに変える、果物にする、食事をしっかり摂ってお腹空かないようにする、リラックスできるお茶を飲むようにする…。
食べたい理由が、低血糖などの生理的な問題なのか、ただ食べたいだけか、それによっても対応は変わるでしょう。
一度試して失敗して諦めるのではなく、色々な角度で挑戦する方法を考えてみて欲しいのです。
無駄にトライアンドエラーを繰り返すと、それもやる気がなくなりますから、ある程度自分がなぜ甘いものを止められないのか?を吟味してみる必要はあります。
その中で、まず最初に無理なく確実に取り組める、それをすることで最終目標につながる行動。
目標を小さく小分けして、少しずつ体を慣らしていくことが、心と身体に余計なストレスを与えずに生活習慣を変えるコツです。
そして、時々、週に一度や月に2度くらいでも、目標がどうなっているか、出来ていれば次のステップへ移れるのか、評価しましょう。
漠然とした希望ではなく、最終目標をしっかり持つこと、そして目標を、細かく何段階にも分ける事。
難しく思わず、身近なお悩みから試しに考えてみてくださいね。
お気に入りの手帳やカレンダー、スマートフォンのタスクに書き込んでおくと、忘れず評価が出来ますよ♪