休んだ授業の勉強会
私が通っている「日本アーユルヴェーダスクール」は、基礎クラス・応用1クラス・応用2クラスの、3学年編成。
一日に6時間をひと月に2日、ゆっくりしたペースで学んでいきます。そのため、ひとつの学年は一年半くらいかかる。
基礎から応用2まですべての学年を卒業するのに、4年くらいかかります!
基礎クラスに入学した時には4年間なんて長いなーと思っていましたが、そのスクールもあと半年ほどで卒業になります。
先日、私の自宅で、スクールの同級生たちと勉強会をしました。
月に2日のスクールなので、私用が重なってどうしても欠席になってしまうことがあり、その時にクラスメイト達に授業を伝達してもらうのです(#^^#)
しかし、仲良しクラスの私たち、真面目に勉強もしますが、ひとつのセンテンスにつきコメントが多い!!アーユルヴェーダから外れこそしませんが、おしゃべりにも花が咲き、なかなか終わりません…。
今回は、喘息、アルコール中毒、強精学。
なぜその病気になるのか、治るのか治らないのか、誰にとって必要な治療なのか、治療法、生活法、心の持ち方。。。などを学びます。
アーユルヴェーダの素敵なところは、症状が病気であり、病気が症状であるところ。
「熱が出た」というとき、現代医学の考えでは、熱は症状。何か別の病気の一つの症状としての扱いです。
しかしアーユルヴェーダでは、「熱が出た」ときは全て「熱病」です。
その熱の出方によって、たとえば不規則に熱が上がったり下がったりするか、高熱が出るか微熱なのか、どの時間帯に出るか、熱と一緒に出ている他の症状等々から、熱の種類を判断します。
ですので、究極、病気がわからなくても症状で治療を考えることができてしまいます。
からだの症状から、今身体の中で何が起こっているのか、そこに至るまでにどんな生活があって影響したのか、どこにアプローチすると効果的か・・・。その人を良く観察し、推測していきます。
病気の治療はお医者様の役割ですけれど、自分の身体の不調があったとき、どんな症状があるか、痛いのか痒いのかいつからはじまったのか、何をしたらこうなったのか、どんな生活スタイルだったか、良く寝ているか、おなかはすくか、便秘していないか、・・・自分を良く良く観察することはできます。
そして、思い当たるポイントを見つけたら、それを取り除く。
それが実は、症状を取り除くのにいちばん大事だったりします。
アーユルヴェーダには「学習法」もあって、その中に
・学習すること
・教えること
・討論すること
が、学習を身につけるためにの方法だ、と述べられています。
今回の勉強会、とても楽しかったです。
学習も、教えることも、討論することも、全部入ってましたので、よい勉強法でしたね♪ 教科書を読み直すと、忘れてしまっていたこともたくさんありました汗
また勉強会したいです。