乾燥が気になる人へ、控えたほうがいい「味」
木枯らしの季節になりました。
今年は秋が短くって、無かったんじゃない?っていうくらい寒さが一気に来ました。
そしてお肌も乾燥、身体の中もカサカサになって、疲れるし寒いし、ヴァータ体質には堪える・・・。
女子にとって、乾燥肌は美容の大敵です。
目元口元の小ジワや粉を吹く腕や脚は、女子としては何とかしっとりさせて、ケアしたい部分ですね。
肌は、身体の中で一番外側にあり、外界と接している臓器です。
外側がカサカサしてるということは、実は身体の内側がすでにカサカサしている可能性が高い。
外からクリームを塗るだけじゃあ、太刀打ちできないことも多いのですよ!
皮膚からもオイルでしっとり、内側からもギーなどの良質のオイルをたっぷり補充して、しょうがやシナモンやクローブやコショウなどの代謝を良くして温まるスパイスで、身体を温かくしておく必要があります。
そして、うっかりしがちなのが「味」です。
アーユルヴェーダでは、食べ物には6種類の味があり、それぞれに生理機能に影響をあたえる薬理効果があるといわれます。
6つの味とは、
甘
酸
塩
辛
苦
渋
なかでも、乾燥を強める味は、「苦味」や「渋味」です。
乾燥肌にもかかわらず、刺激の強い苦いコーヒーや渋い緑茶などを、毎日習慣のように何倍も飲んでいる人は、身体の乾燥を進めてしまっている可能性があります!!
ペットボトルの冷たい緑茶なんかも、冬場は避けた方が無難です。
これらの味は、たとえば食後にカパが増加して、眠たい・重怠いようなときや、起床時にカパが増えすぎて動けないような場合などに、少量取ると、乾燥の働きで軽くシャキッと動けるようになるなど、上手に使うとよい効果もあります。
でも、乾燥カサカサの季節には、なるべく控えて、お白湯をのみましょうね。
どうしてもコーヒーをやめられない人は、一日1回だけと決めて、特別に大切に美味しく頂きましょう♡