あなたはあなたのために、きれいに美しくなる
きれいになりたーい♪
と、思っていても、口に出すのは恥ずかしかったりしませんか。
そして、こっそりと、誰にも知られないよ~うに、
ダイエットに励んでいたり、サプリメントをとっていたり、お化粧やマッサージに励んだりしていませんか。
少なくとも、私はそうでした。
綺麗になりたいなんて、私が言っていいセリフではないと思っていたので!!
なぜきれいになりたいの?
きれいになって、どうしたいの?
どうしてきれいになりたいって、堂々と言えないの??
看護学生だった20歳くらいのころ、私は食べないダイエットを実行していました。
当時流行していたモデル体型のように、痩せて美しくなければいけないのだと思い込んだ「認知のゆがみ」っていうやつです。
体重は面白い様に減りましたが、そのまま拒食症になり、無月経になり、うつになりました。
薬を使わずに月経がおこるようになるまでに、8年かかりました。
食事を抵抗なく食べられるようになるのに、12年くらいかかりました。
ウツっぽくなりにくくなるまでには15年以上かかり、本当に元気になってきたのはここ1~2年くらいの話です。
アーユルヴェーダは、病気の根本的な原因に、感覚器官の誤った使い方、時、知的過失
という3つを挙げています。
当時の私は、判断を誤り、忍耐を損ない、当時もっともしなければならなかった「身体づくり」と「学習」をおろそかにして、命を削って痩せた状態をキープすることを優先していました。まさに病気!
なぜ、そこまでして痩せたかったのか?というと、
自信がなかった
んですね~。
どこかで、痩せたらスゴイ良い!!きれいになりそう!!自信つきそう!!
っていう、歪んだ刷り込みを受けて、それが奥深くしみ込んでしまったんです。
自信が無いことを知られたくないから、こっそりダイエットをしたのですね。
肉体への自己否定感は、とっても厄介です。
誰かと比べて、私の肉体は劣っている。
そのような思い込みと、痩せればきれいになるという勘違い。
そして、肉体へのコンプレックス。執着。
始めは些細な「ダイエットしよう」という行動が、
身体の構成要素を減らし、オージャスを減らし、精神もすり減らしました。
アーユルヴェーダに出会い、「体質」というコンセプトを知り、
私はとても安心し、納得し、ちょっと残念な気持ちも生まれました。
少なくとも、当時の私がしていた事は、美しくなるための方法としては、大間違いだった。
当時のわたしが、アーユルヴェーダの考え方を知っていたらなあ~、
こんなに、私の身体と心にかわいそうなことをしなくて済んだかもしれないのに。と。
きれいで美しくいることは、確実に自分に自信をつけて、力を与えてくれます。
アーユルヴェーダでは、外見の美しさを求めて何かをするというより、
肉体と精神の健康状態を高めることの副産物として、美しさがついてきます。
美しいってことは、身体の構成要素が健康で、エネルギーのバランスが整っていて、精神が健康なことです。
誰かと比較するのではなく、自分の身体が健康でいられるように、自分のために肉体を大切にお手入れしながら生きると、身体も精神もきれいに美しくなる。
きれいで美しくなった身体には、若々しさも、体力も、記憶力も、行動力も、話す力も考える力も、ぜんぶ入っている。
アーユルヴェーダは医学だけれども、実践することで美しく正しい力のある人間をつくりだす科学です。
きれいになりたい、美しくなりたい、そう思ったら、アーユルヴェーダに答えがあります。
朝起きたらすること、何を食べたらよいのか、何をしてはいけないのか。
アーユルヴェーダの全ては、あなた自身のために、あなたが楽に生きていけるように、伝えられてきたことです。
そして、とても具体的です。
きれいに美しくなったら、何をしますか?
どうしてきれいになりたいのですか?
まずは今日、何から始めましょうか♪