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ayurveda salon Kaumudi(カウムディー)のブログ

アーユルヴェーダトリートメントとカウンセリングのサロン、Kaumudi(カウムディー)のブログです。ホームページはこちらhttp://salonkaumudi.wixsite.com/tsukiakari

隠れた「甘」

私はふだん、糖質を制限した食事をとっています。

情緒不安定やうつ、倦怠感、PMSなど、糖質の代謝異常による体調不良が人よりも激しく出やすいためです。

糖質を控えるというと、米やパン、麺類などの炭水化物、純粋な砂糖などの糖類、果物などの食品のことです。根菜類やカボチャなどのでんぷんが多い野菜も、糖質が多いです。

それでも、時々は炊き立てのごはんや、美味しいパンなんかもいただきます。

先日は、北海道の美味しいイクラをいただいたので、炊き立てごはんでイクラ丼にしました♪

そのようなときも、食べるご飯の量は少なめに、米を炊くときに大麦など雑穀を少し混ぜて、副菜に汁物や海藻類など付け足して、少しでも血糖の上昇を緩やかにするような工夫をします。

 

糖質を含まない食事ということは、食事内容は殆どタンパク質と脂質になります。

米など、「主食」として糖質(炭水化物)をとる文化がある日本では、慣れるまで違和感を感じる食卓になるかもしれません。

 

糖質を含まない・少なくするような食事は、酸化された糖質による身体の老化を防ぎ、がんや糖尿病・高血圧といった生活習慣病を予防する効果があります。

また、過剰な糖質の摂取による血糖値の乱高下が起こす精神症状、たとえば情緒不安定やうつ状態統合失調症などの幻聴・幻覚のような症状も抑えることがわかっています。

 

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アーユルヴェーダでは、「味」による薬理作用を大切にします。

米やパンや果物など、糖質の多いものは「甘」の味になります。

甘さというのは、お砂糖のような甘味だけではなく、例えばかつおだしのような、ほんのりした甘味、お肉を食べたときのうまみのような甘味、麦茶のような香ばしい甘味なども含まれます。

甘味は適量に取れば、身体の構成要素(血液や筋肉や骨や生殖組織など身体のあらゆる部分)をつくり、活力素であるオージャスをつくりだし、長寿を与え、皮膚や髪によく、声を良くし、感覚器官や魂を喜ばせる味と言われます。

しかし、過剰に食べ過ぎると、肥満や倦怠感、重たい感じ、呼吸困難や風邪、便秘、目の病気、結節をつくるなどの病気をつくりだします。

 

お米やパンなどを、たべすぎない範囲で少量をとっているのであれば問題はなく、むしろ「甘」のよい薬理作用を得られます。

問題なのは、現代の食生活。

売っている食品の食品成分表示をみれば、かならず何か糖類が添加され、調味料にも必ず糖類が入ります。ペットボトルの飲料、ちょっとつまんだチョコレート、果物も糖度の高いものが多くなりました。

「甘」が、無意識に、気が付かないところで過剰になるのです。

濃い味に舌が慣れてしまって気が付かない、ということもあります。

そうした「隠れた甘」は、暴力的に身体の中に急激に吸収され、血糖値の乱高下を引き起こし、精神状態を不安定にし、自律神経のバランスを崩し、内分泌の異常を起こし、中毒的に糖質を求めるようになります。

日常的に甘いものを食べてホッとする習慣を持っている人は、イライラしたり落ち込んだ時などに、甘いものをドカ食いするような経験があるかと思います。まさにそれも血糖値の仕業です。

長期的には酸化した糖質が身体に蓄積し、身体の老化を促進させます。以前は高齢者にしか見られなかったような、がんや高血圧や糖尿病や動脈硬化などの病気も、若い人たちにも増えてきています。もちろん糖質のせいばかりではないとは思いますが、糖質が絡んでいる問題は少なくはないと思います。

 

糖質制限の食事は、炭水化物を減らす代わりにタンパク質と脂質の摂取量を増やします。私は2年ほど糖質制限の食事を続けているのですが、その中で感じることは、炭水化物を摂取した場合に比べて、タンパク質と脂質のみの食事にした場合、消化と吸収の過程がとても穏やかに、そして安定して進む感じがするということです。

炭水化物を普通に(現代栄養学で推奨されている量)とる食事をいちどやめてみると、いざ糖質を取った時の吸収の速さや、血糖値が上昇し下降する感覚が、体感としてわかります。例えば動悸、眠気、だるさ、思考や判断が遅くなる、頭痛など。

糖質を摂らない場合は食後に眠くなることもありませんし、体力も長く持続します。

多少のことでは情緒が乱れることもなくなり、心身とも疲労を感じにくくなります。

 

そのかわり、胃腸の消化力が安定していなければ、肉や魚ばかり食べても消化できないどころか、食欲も湧かず、食事の摂取量が足りず、栄養不足になってしまいます。

私はもともと消化力が強くないので、しょうがや白湯をとり、調理にクミンやマスタードシードやブラックペッパーなど消化を助けるスパイスを活用するなどしています。

消化力が落ちているときの食事として、お粥や重湯、肉のスープ、消化に負担がかからない油質であるギーがすすめられるのも、体感としてよくわかります。

 

 糖質制限は極端な方法だとして、反対する立場の人たちにも出会いますが、現代の「隠れた甘」の多さを考えると、糖質を控えようとする意識を持ち合わせなければ、むしろ危険だと感じます。

控えるべき「甘」は、鋭く暴力的な刺激的な甘味。

お砂糖もそうですが、生成された「人工甘味料」は要注意だと思います。

それこそどこにでもこっそり?入っていますし、自分がどれだけ摂取しているのかもわかりません。

食事として不要な甘い飲み物、お菓子、あきらかに量が多い米やパンや麺、こういったものから控えるというのは、自分の身体を大事に扱ううえで、必要な知識と理性だと思います。

 

だるさや疲れで悩んでいる方、食べてないのに太るという方、情緒不安定で困っている方、生活習慣病が気になる方、若々しさが足りないと感じている方。

もしかしたら、糖質の取りすぎが、悪さをしているかもしれません。

「隠れた甘」、よくよく探し出してなるべく取りすぎないように、気を付けましょうね!

 

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