雪の日と楽しいこと
北海道にいた頃は、雪の日に傘をさすテレビの映像が理解できなかったけれど、東京の雪は水に近くてベチャベチャになってしまうのですね。
真冬の北海道のように温度が低いと、雪は氷に近くて、サラサラします。風がない時には、雪の結晶のかたちのままで、星みたいに空から落ちてきます。
雪は大好き。
子供の頃、風が無い時に雪の上に寝っ転がって、上からまっすぐ落ちて来る雪を眺めてるのが好きでした。
空も地面も真っ白で、ふわふわ雪の塊が舞っているのを見ていると、上下や左右の感覚が良く分からなくなってきて、自分が浮かんでるみたいになるんです。
雪を見るときは、自分の身体は暖かくしておくのが大事です。
寒いのだから暖かくするのは当たり前だと思われてしまいそうですが、
温度と感情って直結しています。
暖かいと幸せ、寒いと寂しかったり悲しかったりします。
だから、冷たい雪を、暖かい装いで見ます。
私が雪にとても良い感情を持っていて、今も大好きなのは、いつも暖かい家で守られていて、寒い外に出るときも、暖かいコートや帽子や手袋や靴に守られていたからだと思います。
そして、家に帰れば熱いストーブと、おやつの美味しい焼きイモが待っていたりしたので♪
もちろん、冬がいつも快適だったわけではありません。ほとんどの日は冷たい強い風が吹き、手も足も顔も凍えますし、何日も太陽が見えないこともあります。除雪も重労働です。
それでも、冬や雪が好きなもののカテゴリーに入っているのは、暖かくて楽しい、心地良い体験もしてきたからです。
どんなに嫌なつらい状況でも、その後に楽しい心地よい経験をすることで、嫌なものではなくなったりします。
とっても嫌なこと、やりたく無いけどしなくちゃいけないことがあるなら、それが終わった後にご褒美や楽しいこと、心地よいこととセットにしてすると、嫌なことではなくなってしまうかもしれませんね♪
今日みたいな雪の日は、普段よりも心地よく暖かく身支度して、良い気分でお過ごしくださいませ〜!