素敵な不眠治療~生活処方編~
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<不眠症 ふみんしょう > 厚生労働省 eヘルスネット より
寝つきが悪い・何度も目がさめる・眠りが浅いといった症状が慢性化している状態。
不眠症とは眠りたいという意思があるにもかかわらず、睡眠時間が短く、眠りが浅くなり身体や精神に不調を来す神経症で、睡眠障害の一つです。
症状としては下記の4つに分けられます。
- 入眠障害:寝付きが悪い
- 中途覚醒:眠りが浅く途中で何度も起きてしまう
- 早朝覚醒:早朝に目が覚めてしまいそれ以降眠れなくなる
- 熟眠障害:ある程度の時間寝ているのにも関わらずぐっすり寝たという感じが得られない
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私は寝るの大好き。
いつも布団に入ったら、あっという間に記憶が無くなります。
ですので、不眠症とは無縁だと思ってたのですけれど、
最近ぐっすり寝た感がなくて、朝起きるのが辛いことがある。
調べてみたのが、上のもの。
わたし、あてはめるならば「熟眠障害」っぽい・・・。
ちなみに、不眠症の症状として、
あくび、全身の痛み、知覚がマヒする、頭が重い、眼球が重い、倦怠感、疲労感、めまい、消化力が低下する、頭部の何かしらの病気、リウマチ性の病気、等があるそうです。
これは困った、でもアーユルヴェーダなら何とかしてくれるはず。
そこで、調べてみました。不眠症の治療法。
アーユルヴェーダでする最初の治療は、どんな場合でも「原因の停止」です。
不眠の原因として、古典の中に
・不安神経症
・過剰な野心
・憤怒
・執着
・過剰な運動
・過剰な断食
・不快な寝具
・喫煙
等があげられています。
これらがあるのであれば、まずそれを取り除くことが最大の治療になります。
そういえば、以前にイライラして許せなくて眠れない経験があった!
当時、総合病院に中途採用された時のこと、「憤怒」で眠れない日がありました笑
「ふんぬ」って、
してほしくない態度をとり続けられる、
守りたくないルールを守らされる、などの抑圧された怒りのことだそう。
ヴァータもピッタも乱されて、大きな病の原因になってしまうのだそうです。
原因を取り除く、その他にすべきこととして、刺激的な食べ物を控える、アーユルヴェーダハーブなどの内服治療、パンチャカルマ・・・などの処方が色々ありますが、
私が素敵だなーと思い、大切で誰でもできるなという生活処方のご紹介。
~不眠症に効く生活処方~
・寝心地の良い寝具、良い香りで、通気性の良い寝るのに快適な部屋を用意すること
・適切な時間に眠りにつくこと、清潔な布を用いること、ゆっくりと話すこと
・毎日の入浴、頭部へのアビヤンガ
・手、足、顔を温かいお湯で洗ってから寝ること
・気持ちを落ち着ける。満たされた気持ちを持つ。
・話や歌などを聴く。
これらは精神に幸福感をもたらす。
当たり前と言えば当たりまえな、それでも何をしたら精神が幸福になって眠りにつけるの?って、具体的には案外わかりにくいもの。
眠れないときって、お風呂もめんどくさい、ベッドもぐちゃぐちゃ、気持ちも焦ってテレビをつけたら悲しい事件のニュースなんか見ちゃって、悪循環になったりします。
今日は絶対寝るぞー!っていう気合をもって、眠るための万全の準備をしたらよいのですよね!
早めの時間に、温かい美味しい夕食を腹八部。
シーツも枕カバーもパリッと洗った清潔なものに取り替える。
頭にオイルを付けてヘッドマッサージをしたら、お風呂に浸かって温まる。
しっかり髪を乾かし、洗い立ての気持ちいいパジャマを着る。
テレビやパソコン、スマホは見ないで、ゆったりした音楽を聴くか、静かに過ごして、
22時には気持ちいい布団に潜る!
ほんのりと、ラベンダーのエッセンシャルオイルなどを香らせてもいいかもしれないですね。
眠るのに困っている人は、寝床に行くのが楽しみになるように、寝床を準備しましょうね♪