自己肯定感を持つための第一歩目は、人任せにしてもいい。
何をするにも一番厄介なのは、「自己否定感」です。
どうせ私なんて
私が○○なんておこがましい
あの人に比べたら
やはり私には出来なかった。。。などなど。
なぜ自己否定するようになったのか。
育てられ方?失敗経験が多かった?発達障害がある?
などなど、理由を振り返り、問題があれば考え方や言動を修正していくことも、大事なプロセスではあります。
しかし、それはとても能動的なプロセスです。
体力や精神力がある程度備わらなければ、能動的プロセスには入ることができません。
身も心もボロボロのまま、行動を修正しようとしてみる→失敗する、もしくは失敗してないのに反省ばっかりする→また自己否定のループ、に入る可能性が高い。
自己否定が過度になっている場合、二次的にうつ状態を招いてしまうことすらあります。
なにか行動をしたくても、現状に不満を持っていても、その気持ちを「私なんて」のひとことで押しつぶしてしまったりもします。
そのような状態になっていると、いくら自分を大切に。とか、あなたはとても大事な存在だ。とか、あなたは愛されている。とか言われても、自分で自分を貶めてしまっているのですから、受け入れることができないのです。
そんなときの、『最初の一歩目』に、アーユルヴェーダの施術を使ってほしいのです。
シローダーラは精神を正しい状態にし、脳の機能を高めるために、とても優れた施術です。インドのアーユルヴェーダ病院ではうつ病の治療としても使用される方法です。
額に温かく心地よい温度のオイルを30分くらい流し続けます。
その間、脳は瞑想状態に入り、眠る直前のような心地よさが続きます。
受ける側は、全く何もしない。
ただ仰向けで横たわっているだけ。
究極に受動的です笑
できれば、シローダーラの前には全身のオイルマッサージのアビヤンガを行っているほうが良いです。
アビヤンガ→シロダーラの順に施術をします。
アビヤンガは全身の皮膚に温かい心地よいオイルを塗布するマッサージ。
オイルの力はとても強力で、疲れた身体に力を与え、精神力も底上げします。
そして、そわそわしたり、不安や心配になりやすいこころを、油のようにどっしりと、滑らかに、安定させてくれます。
究極に受動的。全身をオイルに浸して、身体を明け渡してしまうこと。
このプロセスがとっても大切です。
頭のてっぺんから足の爪の先まで、くまなくマッサージされ、身体の隅々の細胞が
自分がここにいる、丁寧に扱われている、元気にしてもらえる、
と感じ取れることが重要。
そして、シローダーラではある意味「強制的なリラックス」がもたらされます。
アビヤンガやシローダーラで心と身体に力が戻ってきたら、
ムリヤリ頑張ってポジティブに考えよう、なんてことをしなくても、
行動自体が少しずつ、勝手に変化しはじめます。
自己否定が強い人が、自己肯定感を持つための手段として、
気持ちが良くなること、自分を大切にしてもらっていると感じ取れること、
そして身体の健康を促進させるもの。
そういう有益で幸せなことを「誰かにやってもらう」ことが大事なのです。
自分ができないのなら、誰かに思いっきり、肉体を大事に扱われて、
自分はこんなに気持ちよく大事にしてもらえるんだ〜、してもらって良いんだ〜♪
と、感じる練習から始めたら良いのです。
同時に、アビヤンガとシローダーラで、身体と精神はしっかり滋養されます。
なぜこんなに自信満々なのか。
私がまさに、このプロセスをたどってきたからですよ~♪