読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ayurveda salon Kaumudi(カウムディー)のブログ

アーユルヴェーダトリートメントとカウンセリングのサロン、Kaumudi(カウムディー)のブログです。ホームページはこちらhttp://salonkaumudi.wixsite.com/tsukiakari

心のある場所

心臓のことを、サンスクリットの言葉で

「フリダヤ」といいます。

でも、「フリダヤ」は、脳ではないか、という説もあるのだそうです。

 

「フリダヤ」=受け止めて、いったん留めて、出す・与える。

身体の機能で言えば、心臓は体中から血液が戻ってきたのを受け止めて、また体中に送り出します。

脳も、五感から受け取ったものをいったん受け止めて、身体の感覚器・運動器へまた戻します。または、五感から受け取ったものを理論立て、判断します。

 

「フリダヤ」は、オージャスと精神が居る場所だと古典で言われています。

オージャスは心臓にあるのだから、やっぱりフリダヤは心臓かもしれません。

そうなると、心臓に精神が居る、ということになります。

 

「心から感謝します」のような表現では、手のひらを胸に当てて心を表現します。

「脳から感謝します」とは言いません。

脳は、理屈っぽく理論立てて考えるところであって、心臓には感情や精神といった「心」が居るのでしょうか。なんだか面白いです。

 

心の病、という言い方をします。

心の病は、感情の障害。

 

感情は、五感と直結します。

五感で知覚したことは、神経をとおって、脳で捉えて、脳が判断したり考えたりしています。

寒いから上着を羽織る、騒音がするから窓を閉める、のように。

でも、もしかしたら、心臓に心が居て五感をとらえているとしたら、

寒いから寂しい感じ、騒音がするからイライラする、という感情は、心臓の心なのかもしれないですね。

 

「A型気質」という性格タイプの、せっかちで几帳面で怒りんぼで責任感の強いような人が、心筋梗塞になりやすいというのは、統計で言われていることです。

感情の持ち方が、心臓の働きや健康状態に影響を与えているということです。

 

心の病気になった時、アーユルヴェーダではシローダーラをします。

シローダーラは脳のトリートメントとも言われます。脳をリラックスさせると、こころが落ち着きます。

心臓ではなくて、脳に働きかけるトリートメントをします。

 

また、鼻からオイルを入れる、ナスヤというトリートメントもします。

鼻の穴の奥は、頭蓋骨を隔てて脳に一番近づける場所。

やっぱり、脳に働きかけます。

 

脳や鼻のある頭部には、五感が集中しています。目、鼻、耳、口。触覚の皮膚は全身にあるので、頭部にはすべての五感がそろっていることになります。

こころの病の時には、頭部に集中してトリートメントをするのです。

 

理論的で思考する脳に、リラックスとデトックスをすると、心臓の感情が落ち着きます。

感情が落ち着いていないと、脳で正しい思考や判断ができません。

 

 

心臓にある「オージャス」が減ってしまっても、心の病が起こります。

恐怖を感じたり、心配したり、精神力が弱くなったりします。

オージャスは、食べものが正しく消化され、全身の構成要素を作り出す代謝の段階を何段階も経て、やっとつくりだされるエッセンスです。

全身の代謝が正しくないと、それもまた心の病の元になります。

 

 

こころや精神は、心臓にあるのかもしれません。

それを作り出す五感や、思考や、判断は、脳にあり、全身を覆う皮膚にあり、頭部にあります。

オージャスを作り出すのは、全身の消化力です。

 

こころは、身体全部にちりばめられているのかもしれません。

 

 

 

 

広告を非表示にする