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ayurveda salon Kaumudi(カウムディー)のブログ

アーユルヴェーダトリートメントとカウンセリングのサロン、Kaumudi(カウムディー)のブログです。ホームページはこちらhttp://salonkaumudi.wixsite.com/tsukiakari

睡眠時無呼吸と肥満の解消

「睡眠時無呼吸」をテーマにお話をする機会をいただきました。

興味深いので、自分のまとめとして記録しておきます♪

 

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睡眠時無呼吸症候群(sleep apnea syndrome:SAS)。

お父さんがソファで大きないびきをかきながら寝てしまっていて、静かになったと思ったら息をしていなく、10秒くらいしたらまたいびきをかき始める、あれです。

周りで聞いているほうは、息が止まっているので本気で心配になりますが、本人は無自覚のことが多いです。

正確には、睡眠中の本人は無自覚ですが、起床時に熟睡感が無い、日中活動しているときの身体のだるさ、頭痛、眠気、注意散漫などの自覚症状があります。

放置すると、高血圧や心疾患、脳血管障害、糖尿病、認知障害などが起こりやすく、 

日中の眠気や注意散漫での事故率は、健常者の7倍にもなるそうです。

 

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睡眠時無呼吸が起きるメカニズムには、大きく2つあります。

ひとつは、脳にある呼吸中枢から指令が出なくなるもの(中枢性睡眠時無呼吸)。

ふたつめは、睡眠中にのどや気道がふさがってしまうタイプ(閉塞性睡眠時無呼吸)。

 

中枢性が問題になるのは数パーセントとのことで、原因の殆どはふたつめの閉塞性タイプなのですが、その引き金になるのは「肥満」が多いです。

 

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睡眠って何?といえば、

必ず覚醒することが前提にある、生理的な意識消失。とでも言えるでしょうか^^;

 

人は眠らないと死んでしまいます。必ず誰でも寝なくてはいけませんし、眠りの質はさておき、眠らずにはいられません。

 

「眠り」がなぜ必要なのか?については、実は最新の研究でもわかっていないらしいのですが、ラットや人間で「眠らせない」とどうなるのか?という事例があるそうです。

 

ラットは、不眠状態にして2週間で毛が抜けて、皮膚には潰瘍ができ、体重が減り、3~4週間で免疫機能が低下したために感染症で死んでしまったそうです。

 

人間では、不眠時間でギネスに挑戦した高校生がいるようで、264時間(11日)眠らない記録を作ったそうです。不眠2日目には目の焦点が合わなくなり、視力や立体感覚の低下、5日目に感情コントロールが難しくなり、思考や記憶や集中力などが低下。幻覚も現れ、話のまとまりがなくなり、指の震え、無表情、眼球がバラバラに動く、などが出てきたそうです。

 

深く眠ることや、睡眠時間を確保するというのは、疲労をとりのぞき、脳の機能を正常にし、感情を理性的に保ち、五感を正しく働かせ、強い免疫力で体を守る、

つまりは人間が人間らしく良く生きるためには不可欠なものです。

 

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通常はレム睡眠・ノンレム睡眠で知られる睡眠の深さの異なる波があり、深い深いノンレム睡眠中にストレスを消去したり、成長ホルモン(成長促進、細胞の修復、疲労回復、脂肪燃焼してくれる)が分泌されます。

睡眠時無呼吸は、途中で呼吸が止まっているので、深い睡眠に入ることができません。

 

肥満がもとになって睡眠時無呼吸になっていることにプラスして、深い睡眠で得られるストレス消去や細胞修復や脂肪の燃焼がおこなわれなければ、どんどん身体が老化してしまいます。

 

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睡眠無呼吸は、不眠と昼間の眠気(過眠)が同時に起こります。

睡眠中の自覚症状が無いので、自分で気が付けない場合は、昼間の眠気が病的ではないか?を自分で判断することは可能です。

エプワースの眠気テスト(リンク)という指標がありますので、試してみてはいかがでしょうか?

 

そして、自分でできる対策としては、なんといっても「肥満・メタボリックシンドロームの解消」

になります。

  

睡眠時無呼吸症候群のための専門外来もあります。

詳しい検査(中枢性のものとの判断など)をしたり、必要時にはマウススピースの作成や手術、症状が重い場合は呼吸器をつけるような治療をします。

しかしそれは対症療法なので、メタボリックシンドロームの改善を同時進行に行う場合が多いです。

 

 

アーユルヴェーダ的に考えると、閉塞型の睡眠時無呼吸は、スロータス(経路)の閉塞への対処が必要です。

睡眠障害ではありますが、一般的な不眠症の対策(ヴァータを鎮静させるもの)とは異なります。

詰まってしまった管をとおすように、のどや気道だけでなく、全身あちこちの詰まりを摂る必要があります。

肥満の解消は、そのうちの一つであり、目に見えやすく取り組みやすいものですね。

未消化物をなくすこと、昼寝をしないこと、運動をすること、お白湯をとること、しょうがをとること、粘着性を生む小麦や砂糖や乳製品の取りすぎを避けること、など日常生活でのカパとアーマの対策が必要になります。

 

おそらく、「アーユルヴェーダ的生活」と、食べ方のルールを守ることが、肥満解消の近道であり、それしかない道。

(病的な肥満の場合、消化の火が過剰になっているので、断食や急な食事制限をしてはいけません。消化力を正常にするため、食事の質や食べ方を変えます)

正しい生活に勝る治療は無いのだな~と、改めて実感です。

 

 

アーユルヴェーダサロンカウムディ セルフケア(リンク)